fc2ブログ

兵庫県猪名川町、道の駅前の田んぼの中の白い小さな自家焙煎の喫茶店 Cafe manna(カフェ マンナ)の店長とオーナーのブログです。

川西阪急提供豆の紹介第3弾。


今日は『ブラジルコーヒー』です。


言わずと知れた世界一のコーヒー生産国。
世界中で飲まれるコーヒーの半分以上がブラジルで栽培されたコーヒーです。
日本人ともなじみが深く、当店のネットショップでも軽ーく書いていますが(Cafe manna Brazil SanAntonio)中高年の皆様がよく知る『銀ブラ』という言葉の語源にもなっています。


そんな日本人にも世界中でもなじみの深いブラジルコーヒー。
店長にとっても特別なコーヒー生産国です。


たまーに「店長って何でバリスタになったの?」と聞かれます。
もともとコーヒー好きってわけでもなく、スタバに行っても抹茶フラペチーノとか頼んでいる私がなぜコーヒー屋になったのか。
それは一杯のコーヒーがきっかけでした。


コーヒー業界では知らない人はいない、そんな超有名バリスタである島根県のCAFE ROSSOのオーナー門脇洋之バリスタのコーヒーをたまたま飲む機会があり、エスプレッソとカプチーノを飲んだその日、人生で初めて美味しさに震えるという経験をしました。


「こんな世界があったのか!!!」


と一瞬にしてその魅力に取りつかれ、バリスタになることを決めたのが始まりです。



会いたくて会いたくて震えた経験すらない超ドライでリアクションのうっすい店長をここまで感動させたエスプレッソ。
伝統的なイタリアのエスプレッソをイメージしてブレンドされたその時のコーヒーがブラジルを使用したブレンドコーヒーだったそうで、砂糖を入れて完成するその味はまさに飲むドルチェ。
甘味と香りと苦味が口の中いっぱいに広がるリッチな味わいは人生を決めるきっかけには十分な体験でした。


そんな私もそこから順風満帆にコーヒーに携わってこれたわけではありません。
何度も壁にぶつかり挫折を味わい、それを乗り越えて今に至るわけです。



ただ、数多くの挫折を味わってもバリスタをやめようと思ったことはありません。




ただの一度を除いては。



コーヒーの勉強をするために専門学校に行き、卒業を間近に迎えアルバイトとして働いていた店でそのまま修行して独立しようと思っていた当時、卒業後バリスタをさせてもらえる約束だったのに次のバリスタに選ばれたのはバリスタ未経験の後輩でした。
なぜなのか店長に聞いたときに言われたのが


「長田さんよりあの子のほうが性格的にバリスタに向いてるって皆が言ってるから」


でした。「バリスタに向いてない性格ってなんやねん!」という怒りと悔しさと、「バリスタをやりたいって思いを知っていたのに皆陰でそんな風に言ってたのか」という人間不信に陥り、専門学校の卒業展で淹れるエスプレッソを最後にバリスタはもう辞めようと心に決めて臨んだ卒業展。


その最後の一杯のつもりで淹れたエスプレッソを提供した相手が門脇バリスタの弟さんで、ご自身もとっても有名なバリスタであるCAFE VITAのオーナー門脇裕二バリスタでした。
突然の有名人の注文に緊張しまくりながらも必死に淹れたエスプレッソ。
自信喪失していた時に淹れた一杯。今考えても本当に失礼なモノを提供してしまったな・・・と思っていた私に裕二バリスタは一言。


「美味しい」


と言ってくれました。その一言で不安とか怒りとかネガティブな感情が全部吹っ飛んで、また自信を取り戻すことができ、もう一度バリスタをしよう!と思え、今日までバリスタを続けることができました。


そんな一言をくれたコーヒーもまたまたブラジルベースのブレンドで淹れたエスプレッソでした。
そんな店長にとって特別な島根のスーパーバリスタ兄弟とブラジルコーヒー。



ブラジルコーヒーはチョコレートによく似た風味やローストナッツのような風味、そしてオレンジのような酸味があります。
同じブラジルでも精製方法や焙煎度合いで風味が変わってきます。
その変化を体験していただけるように、今回は2種類のブラジルをご用意しました。
チョコレートフレーバーが存分に感じられる『Brazil Fazenda Lagoa』と、
熱い間はナッツのような風味が、温度が下がるとともにオレンジのような酸味が際立つ『Brazil SanAntonio』です。



自宅でエスプレッソを楽しまれるお客様や、ミルクとシュガーを淹れてコーヒーを飲まれるお客様にはFazenda Lagoaが、ドリップコーヒーなどで淹れたコーヒーをブラックで楽しまれるお客様にはSanAntonioがおすすめです。


是非、7月3日から9日の間に川西阪急へご来店ください!



ブラジルコーヒーは店長にとって、初心に帰らしてくれるコーヒー。
自分もいつか誰かの人生の決断の瞬間にそっと背中を押せるそんなコーヒーや言葉を提供できる、そんなバリスタを目指したいと思わせてくれるコーヒーです。



いつの日にか、自信を持って提供できるブラジルベースの美味しいエスプレッソを二人の門脇バリスタに飲んでもらいたい、そんな夢をひそかに持っている店長でした。

mannaロゴ

スポンサーサイト



2019.06.29 / Top↑
Secret

TrackBackURL
→http://cafemanna.blog.fc2.com/tb.php/307-d47b7ff5