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兵庫県猪名川町、道の駅前の田んぼの中の白い小さな自家焙煎の喫茶店 Cafe manna(カフェ マンナ)の店長とオーナーのブログです。

7月3日からの川西阪急出店に合わせ、入荷したコーヒー、1発目。


『Ethiopia Kochare(エチオピア コチャレ)』です


エチオピアのコーヒーといえば、イリガチェフェ。
そしてそのイリガチェフェでも有名なコーヒー生産地区「コチャレ地区」。
そのコチャレ地区で栽培収穫されたコーヒーです。

さて、このコチャレの話をする前に・・・


皆さん、鹿児島には行かれたことはありますか?
実は私店長はまだ行ったことがありません。
が、鹿児島に行かれるお客様や友人から

「どこか美味しいコーヒー屋さんある?」

と聞かれると必ずおすすめするお店があります。


それはコーヒーソルジャーさんです。


行ったことないのになぜ勧めるのか。それは店主の竹元さんが元日本チャンピオンのバリスタだから



・・・ではなく、(まぁ、もちろんそれもありますが)私にエチオピアコチャレの魅力を教えてくれた人だからです。



私が竹元バリスタのコーヒーを飲んだのは7年前。バリスタの大会の審査員になるための試験を受けていた時でした。
我々受験生の為に、デモバリスタとして本番さながらの競技をしてくれた竹元バリスタ。
その時に提供されたのが『エチオピア コチャレ』のエスプレッソとカプチーノでした。


バリスタの大会ってコーヒー淹れて美味しかったらいいんじゃないの?
と思われるかもしれません。


が、バリスタの大会はそんなに甘くはありません。
コーヒーを美味しく淹れれるのは最低条件で、順位の優劣をつけるのは

・表現力
・再現性

のこの2つがポイントになります。
これだけだと???ですよね。


分かりやすく説明すると、トップバリスタになるためには

自分の使っているコーヒー豆の味わいや魅力を知り、かつそれがどんな風味なのか。
酸味はどんな印象なのか。
苦みや甘みがどんな質感でどれくらいあるのか。


香りは?

触感は?

後味は?

それらがすべて合わさることでどんな味わいになるのかを言葉で表現できなければなりません。



例えば甘みと柑橘系の風味がしっかりあり、程よい苦みが加わるなーと感じると


『ルビーグレープフルーツのような風味』と表現したり、



舌触りが滑らかで舌を滑るような印象だなーと思ったら


『シルクのようなマウスフィール』などなど、


言われると「あー!なるほど!」となる、
まるでソムリエのような言葉で味を表現し、味覚・嗅覚・触覚・視覚だけでなく聴覚も刺激して五感のすべてを楽しませるスキルが求められています。

それが表現力。

そして、どれだけ表現力があってもその味をちゃんと抽出できなければなりません。
これが意外と難しい。特にエスプレッソはめちゃくちゃ難しい。
その難しさをクリアし、表現した通りの味を抽出できる技術。それが再現性です。


トップバリスタはこのどちらももちろん持ち合わせているわけです。
だからトップバリスタの淹れたコーヒーを、説明を聞きながら飲むと「あー、確かにそんな印象だなぁ」
と感じさせてくれるので、素晴らしいバリスタだという評価になるわけです。


で、竹元バリスタとコチャレの話に戻りましょう。

私が初めて竹元バリスタのコーヒーを飲んだ時、竹元バリスタは「カプチーノはアールグレーのミルクティーの様な風味です」
と表現しました。


エチオピアのコーヒーを表現する際、この『アールグレー』という表現は非常によく使われます。
コーヒーには柑橘系に似た風味があるものがとても多いのですが、多くのエチオピアは柑橘系でもベルガモットに近い風味を持つものがほとんどだからです。
特にカプチーノでは、コーヒーの力強い味わいをミルクの力でまろやかな印象に変えてくれることで、よりアールグレーティーに近い印象になります。

が、ぶっちゃけあくまで近いだけです。
実際のアールグレーのようにベルガモットで香り付けしてるわけでも、アールグレーの紅茶をこっそりぶち込んでるわけでもないので、言われたら確かにー。レベルのものです。

普通は。


ですが、その時のカプチーノは全然違いました。


「アールグレーやん!!」


って実際は試験中だったので声は上げてませんが、声を上げそうになるくらいの驚愕の味でした。
めちゃ美味しかった。。。
それほどまでに竹元バリスタの表現力と再現性はすごかった。
だからこそ、行ったことないけど間違いなく美味しいコーヒーを提供してくれるであろうコーヒーソルジャーさんを私はおすすめしております。

そしてその日から私の好きなコーヒー=エチオピア コチャレとなったのです。
そんな一瞬でコーヒー屋をマジで惚れこませる魅力を持ったコチャレ。
竹元バリスタが淹れたからより魅力的な味わいだったことはもちろんですが、豆自体のポテンシャルが高いからこそ再現できたのもあります。コチャレって本当に魅力的。
そんなコチャレ。
語呂も良いww


エスプレッソでアールグレーの味わいを再現するのはなかなか難しい。
できたら日本チャンピオンも夢じゃないくらい難しい。

ですが、プロじゃなくてもコントロールのしやすいドリップなら再現も夢じゃありません。
コチャレはもともとのポテンシャルが本当に高いので、ドリップなら比較的簡単にアールグレー感を再現しやすいと思います。
残念ながらオペレーションの関係で川西阪急ではホットミルクを用意できないのでミルクティーの味わいは再現できませんが、
アールグレーティーの再現は店長頑張りますw


また、アールグレー感の再現をチャレンジしたいとか、コチャレの魅力を感じたい!というお客様。
コチャレ、100gからコーヒー豆販売しますので、ご自宅で入れてみてフレッシュではなくホットミルクを合わせて飲んでみるのもおすすめです。



長々と書きましたが、要は川西阪急来てね。

と、そのうち鹿児島行って美味しいコーヒー飲みたいなーってことが言いたかったわけです。
book&coffee

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2019.06.27 / Top↑
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